イヤでも夜は明けて朝はくる
昨日の夜久々に夢をみた
なぜかなっちゃんの目の前で巻き髪に抱きつかれてる俺
『なっちゃん、違うからっ!これは・・・』
『何が違うのよ?あたしたち付き合ってるんでしょ』
夢の中の巻き髪は、所詮夢なので無意味に露出が多い服で俺にべったり
俺は巻き髪の腕から逃れられないままになっちゃんを見ると
ニッコリ可愛く微笑んで
『なんだ、春夜可愛い彼女いるんじゃん。良かったよ、俺のことは冗談だったんだな』
違う、って言いたいのになぜか体も動かず声が出ない
しかもなっちゃんは優しい笑顔のまま
『これからはまた普通の兄弟として、仲良くしよーな』
で、起きた俺は汗ぐっしょり
「あ、悪夢・・・」