俺は結局次の時間拓海と授業抜けて昼間は家族が居ない拓海の家に上がり込んだ。
俺が成り行き全てを話し終わって、拓海の一言

「毎回思うけど、おまえバカじゃねーの?」

はいはい・・・俺も毎回思ってるよ

「やってることも大概めんどくせー上にアホらしーけど、協力相手選べよ。どー見ても根性悪そーだったぞあの女」

信じらんねーって顔の拓海がパンをかじりながら冷たく言う

「根性悪そーな奴じゃないと、んな怪しいこと協力してくれる訳ねーだろ」
今回は大失敗だったけど、性格良さそうな子には断られるから今までずっと性格悪そーなの選んでうまくやってきたはず・・・

「なっちゃんから無理矢理女遠ざけるよーなムチャなことやってっからこゆ事になんだよ、反省しろ」