もう、コイツは学校内でも

女子に目立つ結構有名な人。


「はいっ自己紹介しなや。」

「、、ハァ??」

「あーもう、コイツは夏原奏多。
 こんな漢字だけど、『かなた』
 って読むから。よろしくっ。」

そいつは、タケと同じ位の背で

ちょっとヨーロッパ人が入ってる感じの

いかにもモテ男って感じの人だった。

「へーヨロシクっ!!」

サヤカが明るく話しかけたら夏原も

「っあ、、おう。」

ってとまどいながら返事した。