「俺、竹森どぇす!!」

ゥチらが勝手に盛りあがって

話してたら、

横の男子がいきなり入ってきて。

今思えば、それがサヤカとタケの

・・・出会いだったな。

「何いきなり!?」

「だってー俺、ダチこのクラスおらんから

 暇なんやもん。ってかさ、岩崎って

 そんな有名人なん??」

「うん!!めっちゃ有名人だよォ↑

 バスケ、むっちゃウマイし、

 ほら、この可愛さだしさ。」

「そっかー。」

「んなことないって!!!!!!」

竹森は、サヤカの同じ様な

肌色の、いかにもスポーツやってそうな

男子。 二重で、正直カッコィイ。


友達ができて、こういう会話ができる。

この高校に入って、本当に

良かったな、本当にそう思えた。