夏原は、いきなりゥチの腕を掴んで

リードしながら、一緒に走ったんだ。

「おら!!赤になっちったけど、
 渡っちゃえ!!!」

夏原に言われるまま、ゥチは付いていって

信号を渡りきった。

「夏原、速いからホント疲れたって!!!」

「あ、わりぃな。でも渡れたしィイじゃん」

「ん、まぁね。なんかサンキュ」

「おうbb」

つか、夏原がゥチの腕を・・・掴んだ、、

夏原の手の汗が、ゥチの腕に当たって。

なんていうか・・・その時、こんなに緊張したのは

やっぱり夏原に恋してるから、

なんだなって感じた。