お腹がすいたというレオノーラに、妖精は黒すぐりの実がたくさん実っている場所を、教えてくれました。
「じゃあ、私はそろそろ行くわ。さようなら、レオノーラ。
あなたに素晴らしい幸せを」
「さようなら、妖精さん。
私、あなたの事忘れないわ」
妖精はふわりと舞い上がると、甘い香りを振りまきながら満月の向こう、妖精の国へと飛び立って行きました。
レオノーラはその姿が見えなくなるまで手を振って見送りました。
それから、甘酸っぱい黒すぐりの実をお腹いっぱい食べ、気がつけば眠りについていました。
「じゃあ、私はそろそろ行くわ。さようなら、レオノーラ。
あなたに素晴らしい幸せを」
「さようなら、妖精さん。
私、あなたの事忘れないわ」
妖精はふわりと舞い上がると、甘い香りを振りまきながら満月の向こう、妖精の国へと飛び立って行きました。
レオノーラはその姿が見えなくなるまで手を振って見送りました。
それから、甘酸っぱい黒すぐりの実をお腹いっぱい食べ、気がつけば眠りについていました。