「ありがと!!沙歩」

あたしは沙歩に抱き着いた。

「わかった!!わかったから凜華離れてよ」

「あっ…ごめん」

あたしは沙歩から離れた。

「沙歩ちょっとごめん」

「どうしたの??」

「翔のとこ行ってくる」

「わかった」

沙歩は自分の席に戻って行った。

あたしは翔の席に行った。

「翔・・・帰り話しがあるんだけど今日部活ある??」

「あぁ休みだからべつにいいけど野原に呼び出されてるんだよな・・・」

「野原先生に??」

「何か話しがあるみたい」

「ぢゃああたし教室で待ってるね」

「おぉわかった」


午後の授業はあっという間に終わった。

放課後になり、あたしは教室で1人翔を待った。

「凜華わりー!!待たせたな!!帰ろうぜ」

「うん」