あたしの目からも愛花のお母さんの目からも涙が溢れ出した。

「いっつもね凜華ちゃんのことを楽しそうに話してたの」

「そうなんですか・・・」

「これからも愛花と友達でいてくれる??」

「もちろんです!!」

「ありがとう!!愛花ね友達つくるのが苦手みたいでいっつも1人なの・・・それが中学になって凜華ちゃんと出会って学校が楽しいって思うようになってみたい」

「そういってもらえたらうれしいです!!じゃあ愛花にがんばらなくていい!!愛花なら大丈夫って伝えておいてください!!」

「わかったわ!!また時間があったら来てあげてくれる??」

「はい!!」

あたしは愛花のお母さんに微笑んでお母さんの車に向かって走った。