愛花は黙って頷いた。

「あらっ!!学校のお友達??」

「あっお母さん!!うん!!いっつも言ってる凜華って子」

「こんにちは」

「こんにちは〜わざわざお見舞い来てくれてありがとね」

「いえ・・・」

30分くらい愛花と話した。

「あたしもうそろそろ帰るね」

「うん!!わざわざありがとう」

「どういたしまして!!また来るね」

「うんッ」

廊下を歩いてエレベーターに向かう。

「凜華ちゃん!!」

「愛花のお母さん・・・」

「駐車場までおくっていくわ!!話しもあるし」

「はい・・・」

「愛花から病気のことは聞いた??」

「ガンで末期だから治らないってことわ・・・」

「長くて半年、短くて3ヶ月なんだって生きれるのが・・・」