「翔･･･何で先生にあんな事言ったの??」

「おまえ話し聞いてたのか!?」

「ごめん･･･」

「べつにいいけど･･･おまえが好きだからに決まってるじゃん」

「人の幸せ壊してまでもしなきゃいけない事!?」

「おまえな!!現実考えてみろ!!教師と生徒が･･･」

「わかってるよ!!そんな事わかってる!!でもあたしだって先生だって人間だよ!?恋ぐらいするよ!!それが教師と生徒だっただけ」

「おまえはわかってない!!」

「翔･･･落ち着いて話そうよ･･･翔があたしを好きなようなあたしも先生のことが好きなの」

「だから教師と生徒は･･･」

「もういいよ･･･翔なんて大っ嫌い!!」

あたしは家に向かって走った。

翔のバカ!!ほんとにあたしのことが好きならわかってくれてもいいじゃん!!