あたしはご飯を食べて、学校に出掛けた。


「りっんかぁーおっはよン♪」

「夏恋おはよー!!朝からご機嫌だねぇ」

「だってさぁー親友に彼氏ができたんだよぉ機嫌もよくなるさぁ」

「アハハ・・・ありがとね」

「ほーら彼氏が校門でお出迎えだよぉー」

「お出迎えってかただの生活指導の仕事でしょ・・・」

「物事はいい方に考えないとダメだよー」

「馬鹿・・・」

「野原せんっせぇーおはようございまぁす!!」

「あっあぁおはよ・・・」

「おはようございます」

「おはよっ」

そういって先生は軽く微笑んでくれた。

誰にもわからない二人だけの時間・・・
それがたった一秒だけだったとしてもあたしは幸せだった。

「昼休み体育教官室来て」

「はい・・・」