「ハハッどうかな!?」

「絶対気付いてる!!」

「はいはい、ほら着いたぞ」

もう着いちゃったんだ…
先生といると、時間があっという間に過ぎていっちゃうよ…

「クスッそんなにおまえは俺のこと好きなのか??」

「意地悪…」

「今度の日曜暇??」

「えっ??うん、暇だけど…」

「じゃっどっか行こうか」

「それって…」

「デートッ!!」

そういって先生はあたしのおでこを突いた。

「ありがとう」

あたしはおでこを摩りながら微笑んだ。

「じゃまた明日な!!勉強がんばれよ」

「はいッ」

先生は片手を上げて、車を走らせた。

あたし…先生と付き合っちゃったんだぁ

あたしはにやけながら家に入った。