「まあね…って今はその話しじゃないでしょ!!」

「そりゃそうだ」

「ね!何が理由と思う??」

「翔くん…!?」

「こいつぅー??」

あたしは隣に座っていた、翔を指差した。

「何だよ」

「なっ何でもないよ」

「そう!!翔くん」

「夏恋が翔のこと好きなの??」

「あたしはそう思うよ」

「翔のことをね…」

「聞いてみたら!?」

「うん、昼休みに聞いてみる」

「そうしなよ!!ほら、愛しの先生が来たよ」

「バカ愛花!!」

「ふふっ」


「はいっ!!席着けー」

みんながゾロゾロ席に着く。

「明日から中間テストだ!!ちゃんと勉強しとくこと」

えっ!?明日からテストぉ!!全然勉強してないよぉ

あたしは今までにない真剣さで午前中の授業を受けた。