「何でもないわけないだろ!!じゃあなんで泣いてるんだよ」

「振られちゃったから…」

「野原!?」

「うん…」

「凜華…俺じゃあいつの代わりにならないか!?俺ずっとおまえの事が好きだったんだ」

翔があたしの事を好きだった…

「ごめん…先生の代わりなんて無理だよ…」

「俺を使ってあいつの事なんか忘れろよ…」

「翔を利用するなんてできないよ…それに翔を幼なじみ以外にみれない…」

「わかった…じゃあ元気だせよ!!また明日な」

翔はそういってあたしの頭を撫でて、帰って行った。


「夏恋お待たせ」

「凜華!!どうだった??」

あたしは帰りながら放課後の事を全部話した。

先生から振られたこと…

翔から告白されたこと…