席に着くと、授業が始まった。



その後も1日はあっという間に終わっていった。

「上田ぁー」

「はーい」

「ちょっと来い」

「何ですか??」

「今日俺が送っていくよ」

「大丈夫ですよ〜1人で帰れます」

「いや、お母さんに一応言っとかないといけないから送っていく」

「わかりました」

「じゃあ校門のとこで待っといて」

「はい」



「何?何?彼氏くんが送ってくれるの!?」

「彼氏くんぢゃないし」

「嘘だって!!凜華まぢになりすぎアハハ」

「愛花最悪ぅ…」

「ほら、いじけない!!また明日ねっ」

「バイバイ」


廊下にいた夏恋に事情を話し、あたしは校門に行った。

「前に乗れよ」

「はい…」