「凜華ちゃんパス」

「オッケー」

ボールをついてゴールに向かう。


あれ??何かふらふらする…

バタンッッ――――




目が覚めるとベッドの上にいた。

「上田っ大丈夫か??」

横をみると、のっぱーがいた。

「先生…」

「貧血だそうだ!!何かあったのか??」

「ご飯ちゃんと食べてなかったからな…??」

「そっか…まぁ環境が変わったせいもあるだろう」

「先生授業は??」

「あぁほかの先生に頼んできた」


ってことは先生ずっと横に居てくれたの??

あたしの心臓がバクバクしだした。

あたし先生のこと好きになっちゃったかも…


「先生ありがとう」

「気をつけろよ??」

「はい…」

「早退するか??」

「いえ、教室にもどります」