いよいよ今日は、合格発表!!

ドキドキしながら夏恋と志望校に向かった。

この緊張は、受験のときとはまた違う緊張だった。

「凜華ぁーおちてたらどうしよー」

「大丈夫だって!!」

時間になると、みんなが掲示板にいっせいに駆け寄ってきた。

あたしの番号は309番

301
302
306
308
309
314




「あったぁー夏恋あったよー」

「凜華・・・おめでとう」

夏恋の方をみると夏恋の目からは涙が溢れていた。

「ちょっ夏恋どうしたの??」

「番号・・・なかった・・・」

「えっ嘘でしょ!?」

夏恋は顔を横に振った。

夏恋の番号は、315番

確認してみると確かになかった。

「夏恋ー」

あたしたちは抱き合っておもいっきり泣いた。