「まじ?戻る?」

私はもっと2人でいたかった。

「やだ・・・」

「歩けそうにない?」

悠くんは、酔いすぎて立てないと思ったらしい。

私は顔を真っ赤にした。

「悠くんともっと2人でいたいの・・・・」

あぁ・・・酔いにまかせて何言っちゃってんだぁ・・。

はずい・・・。

「まじ、優かわいすぎ!!」

悠くんは、私の頭を撫でて、ぎゅうってしてくれた。

「////」

「このまま、抜ける?」

悠くんが、耳元で聞く。

私はうなずいた。

「んじゃ、優ん家いきてぇ」

優ン家・・・?

「えぇぇぇ」

私はビックリして、悠くんから離れた。

「何だよ~」

「私ん家、汚いっ!」

「いいの~♪俺気にしねぇ~」

悠くんは、私の前をスタスタ歩いた。

「分かったからぁ・・待ってぇ」

私は、悠くんの手を掴んだ。

「よしっ」

悠くんは、超笑顔だった。

もぉ・・・
そんな笑顔見せられたら断れないよ・・・。

「美雪ちゃんたち、心配しないかなぁぁ・・・?」

いくらカップルだからって勝手に消えたら
心配するはず・・・。


「俺、仁に連絡いれとくわ」

「わかったぁ」

美雪ちゃん家から、私ん家は、近い。
すぐついた。


「あ~なんか緊張すんだけど」
そう言った、悠くんの顔は、かわいかった。

「大丈夫♪」