
- 作品番号
- 20350
- 最終更新
- 2008/04/15
- 総文字数
- 93,439
- ページ数
- 225ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 138,854
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
青春・友情33位(2008/02/26)
逆瀬川まい
14才
愛することを知った
友情を抱いた
そして誰よりも涙を知っていた…
真紀…
大好きだったよ…
幸せになって欲しかったのに…
ねえ、真紀…
君に会えて、よかった…
この作品は、昭和最期の残り火が輝いていた頃、昭和50年代の青春群像劇です。古い表現。死語。などが出て参りますが、時代設定上、当時の雰囲気を出すためということで、ご理解くださいませm(__)m
この作品のレビュー
初めの方のまいは なんだか自分に 似ている気がしました。 最後は意外な展開で 感動しました。 でもこの話は スカッとする部分があって 自分は好きです。 こんな良い話を書いてくれて ありがとうございました。
初めの方のまいは
なんだか自分に
似ている気がしました。
最後は意外な展開で
感動しました。
でもこの話は
スカッとする部分があって
自分は好きです。
こんな良い話を書いてくれて
ありがとうございました。
そうしなきゃいられない環境。溜まったモノをぶちまけたらこうなった。 リア友がくれたもの、失ったもの。 すべては揺れるテールランプ、光の海と風と共に。 熱くて真っ直ぐで単純で複雑で繊細で。胸の鋭い痛みと爽快感の融合。 確かにそこに存在した、少し昔の日本の夏の匂い。 それは青春そのもの。 真紀に会えて良かったのは主人公だけじゃない。 私も同じ。
そうしなきゃいられない環境。溜まったモノをぶちまけたらこうなった。
リア友がくれたもの、失ったもの。
すべては揺れるテールランプ、光の海と風と共に。
熱くて真っ直ぐで単純で複雑で繊細で。胸の鋭い痛みと爽快感の融合。
確かにそこに存在した、少し昔の日本の夏の匂い。
それは青春そのもの。
真紀に会えて良かったのは主人公だけじゃない。
私も同じ。
教室によくいる「普通」の子だった、まい。 家では、父を気遣い「いい子」だった、まい。 突如上がった父親の再婚話に、爆発するかのように行き場のない気持ちがこみ上げる。 そんな中、ふとしたきっかけで、いわゆる「不良」の真紀と仲良くなり――。 14才だから感じる気持ち。 大人になればもっとうまくやり過ごせるのかもしれない。 でも、14才だからこそ感じることができる気持ちもある。 久しぶりに、忘れかけていたものを思い出したような気がした。 妥協や寛大な心、広い視野と理解力を持てたのは大人になった証拠。 けれど、少し寂しい気もする。 時代設定は今より少しさかのぼるものの、作者の筆力により違和感なく引き込まれて行く。 熱い気持ちがたくさん詰まった「14才の地図」、ぜひどうぞ。
教室によくいる「普通」の子だった、まい。
家では、父を気遣い「いい子」だった、まい。
突如上がった父親の再婚話に、爆発するかのように行き場のない気持ちがこみ上げる。
そんな中、ふとしたきっかけで、いわゆる「不良」の真紀と仲良くなり――。
14才だから感じる気持ち。
大人になればもっとうまくやり過ごせるのかもしれない。
でも、14才だからこそ感じることができる気持ちもある。
久しぶりに、忘れかけていたものを思い出したような気がした。
妥協や寛大な心、広い視野と理解力を持てたのは大人になった証拠。
けれど、少し寂しい気もする。
時代設定は今より少しさかのぼるものの、作者の筆力により違和感なく引き込まれて行く。
熱い気持ちがたくさん詰まった「14才の地図」、ぜひどうぞ。
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