幹太…。

幹太はいつも私の味方でいてくれるけどね…。


やっぱり先生の事



昔の私…

私が浅はか過ぎたんだよ。

“駄目なもの”もある

それがわからなかった。


後悔してもしきれない。


先生にあの時…


最後に会った夏の日に

強引にでも先生の気持ちを聞けばよかったの?


お母さんにバレた時、


大人しく

“卒業まで待ってる”

そう言えばよかったの?


もし、過去に戻れるなら…

どこに戻れば今、先生は生きていますか…?


何て言えば…。

どう行動してたら
私の隣に居て笑ってくれてたかな…


私の隣に居てくれなくてもいい…



生きて



生きてて欲しい



幹太には気にしないようにするって言った。


でも、あの日からずっと
私の心の隅にいた先生が
心の真ん中に引っ越して来て

ふとした瞬間
先生との思い出の引き出しを開けるんだ。