「お前、自分のせいでアイツが死んだと思ってんだろ…?
自分に家族があっても、紗由との時間を選んだのは…アイツだよ。

紗由を突き放すって決めたのも…アイツ。

それに、赴任先の高校で人間関係うまくいかなかったらしいぞ。
ホラ、〇〇高。悪い評判しかないだろ?

神谷が少し弱かったんだよ。
紗由のせいなんかじゃないから。」


「でも…私が先生の事を好きだなんて言わなかったら先生まだ…今も…生きてたかもしれない…。
私が…。」


「紗由が好きだって言ったからって、どう動くか決めるのは神谷本人だろ!?
頼むから…、自分の事を責めるな。

アイツにも言われたろ!
幸せになれって。」



“頼む……
幸せになってくれ“


先生の言葉…。