「・・・・・」
何かマズイこと言った?
あれはマズかったか?
「コズちゃん!富田さんが呼んでるからいこう」
富田?
マスターの名前か何かか?まーいいや、
助けてくれた?みたいだし。
「おー了解了解」
「私はここの店長の富田真司です。梢ちゃんだよね?よろしく。」
と言って、私に握手を求めてきた富田さん。
まだ30歳くらい?
優しそうなオッサンだ。
「よろしくお願いします!」
「元気があってよし!で、制服はロッカーの中に掛かってるから着替えるときは更衣室の扉に掛かってる札を着替え中にして下さい。」
制服かぁー
どんなのかなあっ♪
もしかしてヒラヒラの
メイド服?!
「ねぇねぇ美帆ぽん!」
私は気になっていることを聞いてみた。
「イケメンってさっきのオヤジ男だけ」
「オヤジ男?あぁ!!違うよ。あの人の他にあと3人!」
「おぉ!太っ腹ぁ!」
ってことはイケメンは
合計4人?
「何か楽しそうだけど、
今日はもう閉店してるし、早く帰ってね?じゃないとこっちも鍵閉められないから」
「あーい、すんません」
「あ、美帆ちゃん、ちょっと」
え、あたしは?
いーや、外で美帆ぽん待ってよーっと。