「「「「おお!!!!」」」」



黒服を来た組員さん達は、そう叫ぶと篠原さんの肩を揉みだした。



「わりいな?お前ら」


「いえ!若が俺達の神様なんす!!」



神様ってスゴいな…信頼してるんだよね?



「あたしも揉みますよ」



「え?」



篠原さんが目を丸くする。



「あたしお世話になってるんで」



「お嬢さんは良いよ。そんな事しなくて、恭平の彼女だしね」



「でも…」



「気にしないでね?」


「…はい」



篠原さん優しいな。絶対に恋人居るだろうな!優しいから…恭平も見習って欲しいな。優しさを…



「……」



「ん?恭平…」



後ろを見ると、恭平があたしをじーっと見つめている。



「イヤなんでもねぇーよ?」



「…なら良いけど」