服に着替えてあたしは、大広間に向かった。そこには、組の皆さんが集まっていた。ピクニックに行く人と行かない人に別れて…



たくさん居るな。ちょっとだけ怖いけど…



恭平も行く人の中に居た。あたしもそこに行くと、慎之介くんの代わりに違う人が居た。



慎之介くん行かないんだ。ピクニック…確かこの人ってクールな人だったよね?名前は…衛藤遼くんだったはず。



「宜しくね?」



「ああ…」



素っ気ないけど、ちゃんと返事してくれたな。良かった。



「じゃあ、まず始めに隊長決めようと思うんだけど、若で良いよね?」



「「「「うす!!!」」」」



すごい迫力だな。隊長って、ピクニックに必要?



「ね?恭平」



「ん?」



「隊長って必要かな?ピクニックに」



「知らねー。若菜の考えだからな…」



若菜くんだから仕方ないのかな?



「若何か一言!」



若菜くんがマイクを懐から出し篠原さんに向ける。



「ん?まぁ…なんだ。ピクニック楽しもうな!!」