今頃ネコプレイでもしてるかな?ラブラブだし!



ふと横に置いてある時計を見ながら思う。すると、奇妙な声が聞こえてきた。



『若!!!!ゲバラっちょってどこにあるんスか!?』



え?ゲバラっちょ!?なんですか!?その…食べ物?



ガチャ…



ドアを開けあたしは廊下を覗く。そこには、巳艶くんに若菜くん。後は、黒峰くんが居た。



黒峰くんは、手に何か持っているみたい。



「あ…」



思わず呟いたあたしは、目をパチクリさせる。



なんで、黒峰くんうさ耳つけてんの!?なんで!?趣味!?



若菜くんは、それを見てこっそりクスクス笑っている。その隣で、肩を落とす巳艶くん。



「若菜、お前あれつけただろ?アキトのだぞ!?」



アキト?誰だろ?さっき居なかったし。新しい人?



「良いじゃん!アキトって中学の癖に生意気なんだもん!!敬語で人をバカにするじゃん!」



中学生だし、寝たのかな?