「へ?バナナ?バナナが食べたいの?」



もういいや。なんでも…



「ああ…」



「あ…待ってて!あたし持って来るから!」



そう言って紫海はスタスタ歩き、どこかに向かって行った。


黒嶺たっしゃでな?あの世に…



俺はそう思いながら寝息をたててる黒嶺を見下ろしたのだった。



はぁ…もうイヤ