俺は、そう思いながら紫海の唇を味わうと、しょうがねーから唇を解放した。はぁはぁと紫海の乱れる紫海をぎゅっと抱き締めると、紫海がクスクス笑っている。



「…?」



「恭平って、エロドラマに居た恭ちゃんみたい!」



エロドラマって、いつ見たんだ?そんな物…



「……」



「あ!でも恭平のがかかかっこ!…良いよ?」



いつの間にかまた恭平になってんな?わざとだったのか?紫海の奴…


「だから…自信持っても!良いよ?」



一生懸命に説明してるし。こんなに可愛かったか!?紫海って!?やべー…慌てて焦ってる紫海が可愛いって思ってるなんて…俺ロリコン!?



「紫海可愛いな?」



「え!?ああたしが!?」


「ああ…可愛い」



紫海は赤くなって下を向くと、はっとなりわざとらしく手をポンと叩き



「は犯人探しましょう!」



と言った。



敬語になったり、タメになったり忙しいな?紫海のやつ。