「べ別に平気ですけど…聞きたいなと思いまして!」



「ん~そっか…俺はね?5月5日が誕生日でもう過ぎたし、18歳だけど?」



18歳なんだ!じゃあ高3か…大人っぽいもんね?



「そうなんですか…」


「うん…」



……



会話終わっちゃったな。何か他に話題は…



「クーラーって涼しいですね?」



「え?う…うん。涼しいね?」



若菜くんの髪がクーラーの風でをなびいている。



う~ん会話がないよ!う~ん…なんかあるかな?う~んう~ん



「梅干し食べる?」



巳艶くんが、テーブルの上にある梅干しを指差しながら言う。



「え!?」



「嫌い?梅干し…」



「いいえ!」



「なら、はい」



あたしの手のひらに梅干しを乗せる。



うーんす酸っぱい!でも、普通のよりも甘いかも。



「美味しい?」



「は、はい!美味しいです」