「ま゛っず!!!!」
バス中にひびく先生の低い声。
あんな叫びを聞いて見ない人など
居る訳ない。

そんななかお腹を押さえ
どこから出してるのか
凄く不思議な程デカい声で
馬鹿笑いをしていた女
ガムをあげた実玖とゆう女の子。


するといきなりだまって
先生を見上げ
「先生失礼だよ!!
せっかくあたしがあげたのに
林檎味だよまずいわけないぢゃん」


ならなぜ爆笑したのだ!?
私は心でつぶやいた


「ぢゃぁお前食って見ろ!」
先生は睨みつける


満面の笑みでガムをたべた
その人は噛むたび噛むたびに
表情をくもらせて
「まーーーーっずー!!!!!!!」
先生の何百倍も声を張り上げ
でも何故か爆笑していた。