「じゃあドレスが決まったら報告に来てね?それとまだまだやることがあるから早くに決めなさい」


ビシッと言い渡して踵をかえし、メイド頭と執事とともに消えていった


「お嬢様、新しく届いたドレスにとてもお似合いそうなドレスがございましたよ」


連さんが一着のドレスを手にとる


そのドレスは淡いピンクで大胆に胸元がカットされている
縁には細かい刺繍とレースがふんだんにあしらわれてあり
Aラインがとても可愛い


「胸元が開いておりますが、ショールも羽織りますし……この色がお嬢様にぴったりだと思いますが……」


私の反応を気にするように話す連さんがどこか可愛くて思わずクスクスと笑ってしまった