お風呂から上がると先生がコタツの中でうたた寝していた。




「先生…?上がったよ~」




ゆさゆさと先生の肩を揺らす。




「ん…上がったか。じゃ俺も行ってくるわ~」




眠たい目を擦りながら先生が起きた。





すると、先生の大きな手が私の頬に触れた。






「…泣いた?」




「え…」




「目がちょっと腫れてる…風呂の中でも泣いた?」




「き、気のせいだよ!」





「赤いっつーの…」




不意を付かれて、先生にチュッて目元にキスされた。