「へぇ~?」


何か意味ありげに言った芦沼クン。



なんなんだろう・・・。





「あ・・・」





ん・・・?


この声は芦沼クンじゃない・・・

知ってる・・・

この声の主は・・・




「竜?」





ゲッ!!

芦沼クンと一緒のところ見られた!!

しかも、家の前で!!

最悪ーーーーーーっ!!!!!!




しかも、なんか芦沼クンと竜にらみ合ってるし!!

何が起こってるの~~~~~!!!?




「えー・・・っとー・・・」



この空気に絶えられなくて、

あたしから沈黙を破る。




「谷川ー
家おじゃましていいんだよな?」



え?



「え?ちょっ、何それ!!
そんな話してないじゃん!!」