「うっさい!!
デカッ!!」


こいついつもデカイんだもん!!

身長ありえないよ!?

180余裕にあるもん!!


「はぁ!?
デカは関係ねぇーだろー!!
チビッ!!」



カッチン!!



「何よ!!
寝ぼけてるとき壁に頭ぶつけて痛がるくせして!!」



「はぁ!?
お前こそチビすぎて
黒板の上消せないくせに!!
いつも俺様が消してやってるんだろ?」



はぁーーーーー!!!!?




「お前らはいつもいつもケンカしてばかりだ。
授業中ということにも関わらずケンカばかりして、
いい年して恥ずかしくないのか?」




まだにぼしは説教を続けている。

竜と言い合いをしていて、

説教なんか聞いていないのに。


先生なんかそっちのけであたしと竜は言い合いを始める。



「なぁなぁ。
また始まったぜ!!」

「面白いよね~。
さっすが幼馴染!!」



周りのコがざわつきはじめる。



そんなこと知らずにあたしは竜に言い返す。



「何よ!!
あんたなんて電柱のお手伝いしてればいいのよ!!」


「はぁ!?
お前こそ、桃太郎のカナヅチで頭叩いてもらって
もっと小さくしてもらえばいいんじゃね!!?」


「わけわからん!!
あんた馬鹿じゃないの!?」