ガラッ




「「遅れましたぁ~~~!!!!!」」


あたしは竜と教室に入った。

・・・・あたしと竜は同じクラスだったり・・・。




「バッカモーンッ!!
お前らはいつもいつも遅れて!!」




あーぁ。

また説教が始まった。

うちのクラスの担任。

『にぼし』

なんでこんなときにかぎってにぼしの授業なのょ~(泣)




「またにぼしの説教が始まったな」



コソッと竜が耳打ちしてきた。



「だね。
まぁ、いつもだからねー。
てか、にぼして本当にぼしに似てるよね(笑)
笑堪えるの大変なんだけど(笑)」



あたしも竜にコソッと言った。



「お前らは毎回毎回!!
恥というものを知らないのか!!
少しは学べ!!
大体・・・・」



ブツブツとまだ言ってるにぼし。



「だなー
つか、長げぇ~」



「良くあんなに喋れるよね。
しかもかまないし。」


「喋るヤツいねぇーんだろ。
ほら、年寄りになると喋るヤツいなくなるつーか、
話が合わないつーか」


「あー!!
あるかも~~!!!」


「だからかまってもらうヤツがいないから
長くなるんじゃね?」


「竜こういうことだけ天才~」


「一言多いぞ」