楽しい時間と言うのは短いもので、あっと言う間に、私の家へとついた。

「今日は、ありがとね。ばいばい。」

そう言って、背を向けてドアを開く。


「なあ薫!これから一緒に帰らない?ずっと・・・」


私は、黙って頷いて、家に入った。

バイクの音が遠くなっていく。

やった!!!


嬉しくて、私は何度もじぶんのほっぺをつねっていた。