学校について、教室に入る。
彼のいる席を見ると、彼も私を見ていた。

「おはよ!!!」

彼の優しくて、安心する声が私を包む

「おはよ。」


挨拶をして、彼の後ろの席に着く。

授業の最中も、彼を見ていて、集中できなかった。


放課後になる。

「唯!!!かえろ。」

私は唯に叫ぶと、彼女は頬を赤らめながら
「ごめん、今日帰る人いるんだ。」


隣には、陸部の男子。

私はウインクして、一人で教室を出た。