席に着くと、担任の先生が入ってきて、自己紹介をはじめた。


そして、次は私たちが自己紹介をすることになった。


どんどん、順番がすぎていき、ついに私の一つ前まで来ていた。

私の前の男の子が自己紹介をはじめる。


「三島陸です。趣味は歌です。よろしくおねがいします。」

この声・・・私を安心させる声。


後ろをむいて、お辞儀をしている彼。

私が探していた彼だった