私たちは番号を探した。
ひとつひとつ探していく

しかし探しても探しても私の数字がない。

唯の顔を見ると、彼女の顔をも青ざめていた。

「薫、あたしだめかも・・・」

「あたしも・・・」


がっくりと肩を落としてパソコンの画面を切ろうとした。その時、ある文字が。

八王子中学合格者・・・

「唯!!!これ中学の・・・」

「あっ!間違えてた」

私たちは、急いで高校のをみた。


そこには、しっかりと、私たちの番号があった。