バイクをとめて、階段をかけのぼり、丘の上にあるきみの元へ走った。


「ハァハァ・・・ちょっと走っただけで疲れるなんて俺も年をとったな・・・」



そんな独り言を言っている自分がなぜか笑えた。


丘の上につくと、そこには俺の求めている物がたっていた。



丘の上に立てられた君のお墓は、石がけずられてぼろぼろになっていた