それからと言うもの、俺は薫とできるだけ多くの時間を過ごした。


そして寝る間を惜しんで彼女のための曲ずくりに没頭した。


でも彼女が日に日に弱っていくのがわかる。


顔では強がっていても、心臓がとてつもなく痛んでいることが容易に想像ができた。


それを見るのが、とても心苦しかった。


でも彼女の前では笑わなきゃ・・・