「何それ!?!
 今日はウチと遊ぶんでしょ!?
 ・・・意味わかんないよ」

秋は
渚にそう問う。

秋の大声に周囲の人も振り向く。

「・・・俺だって
 友達くらいいんだからさ・・・・
 お前とばっかいられねーんだって」

渚が悲しく、そして冷たく言い放つ。

「とにかく今日はリョウ達と
 遊ぶ。じゃーな」

目もあわせずに
そういった渚は走って
もと来た道を戻っていった。

そのとき秋は悟る。


「・・・・・ウチ最低・・・・」


秋は地面に崩れ落ちる。


ー何してんだろウチ・・・・
 最悪だよ・・・・・・