結局
秋の主張により
コーヒーカップからとなる。


のったと同時に秋は
真ん中のハンドルを回しまくる。

「いけいけ~♪」

秋ははしゃぎまくる。

「ちょ!お前はやすぎ!もっとゆっくりまわせ!」

渚がカップの淵を握って落ちないようにする。

「きゃ~~っ!たのし~~!」

速度はさらに加速。

「深川っ!お前アホか!!?」


周りの客も秋たちに釘づけ。

なんせ
ヤンキーみたいな渚と
コーヒーカップをアホみたいに
まわしまくる その彼女。



そしてコーヒーカップが止まる。


「お前さ!?馬鹿だろ?
 一番目から俺具合わるくなったし!」

渚は頭を抱え訴える。

「大丈夫大丈夫♪」

「・・・・クソッ!
 次はジェットコースター
 いくぞ!オラッ!」

秋を掴み強引に引っ張る。

滑り出しはどうやら順調な2人だった。