「迷惑じゃねーし」

「えっ?」

「好きな女が他の男に
 殴られてんのみたら
 怒るに決まってんだろ・・」

ーはいはいはい?

そういいながら照れる渚。


ー好きな女って・・・・

秋あなんていったらいいかわからなかった。

「ありがと・・・」

すると渚はケータイをとじ
秋の隣に腰を下ろす。


「お前、殴られたとこ大丈夫?」

「あっ、だだだ大丈夫だしっ!余裕よゆう!」

秋は平然を装う。本当はズキズキするのに。


「いや嘘つかなくていいから。
 すこしは心配させろよっ・・・・」


その瞬間秋は つまっていたものがいっきにあふれ出した。

「・・・・・・・・・痛いし・・・」

泣きながら思いを告げる秋。

「大丈夫。俺があいつ殺すから」

そういって秋の頭をポンと撫でる渚。



ー染谷・・・・


秋は渚に恋をした。