だんだんとスーパーマリオブラザーズの人気が出てきてドラゴンクエストⅡが発売されてからファミコン業界は一気に加速した。
世界一売れたゲームソフトとしてスーパーマリオがギネスに載っている。
いわゆるファミコンブームの到来というやつだ。
つまり言いたいのは、そのデパートにファミコンはなかった・・・売り切れだった。
おそらくファミコンを作れば即完売といった状況だったんだろう。

そしてファミコンを持ってないのにソフトだけ購入して帰った。
人生初の購入したソフトは「忍者じゃじゃ丸くん」だ。
兄が「スーパーマリオブラザーズ」を購入した。
ソフトはあるのにファミコンがないといった拷問。
コロコロコミックに載っていたじゃじゃ丸くんの紹介ページを穴が開くほど見ては、説明書を読んでため息の毎日だった。
そんな俺を見た両親は俺を哀れに思ったのかファミコン購入へ頑張ってくれて、とうとう
我が家にファミコン様がやってきた。
しかし機械オンチの我が家に問題が発生した。