次の日

一睡もしていません。


宏紀くんのせいで....。


でも今日はパパとママが


アメリカに行ってしまう日。


なんか寂しくなるな...。


今はお見送りをしてるとこ。

「まーちゃん。元気でいるんだよ?いつ戻ってくるかわからない。いい子でいるんだよ。」


とパパが言った。


パパ昨日遅く帰って来たらしいから


昨日は会ってないんだ。


泣けてくるよ.....。;;


「麻梨。宏紀くんに迷惑かけたら駄目よ!!わかった??あと、宏紀くん麻梨頼むわね。宏紀くんなら麻梨の彼氏にしてもいいわ。ねぇ〜パパ!」


「あぁ〜そうだな!!そのために坂野を呼んだんだし。まーちゃん強がりだから苦労かけるかもしれないけど、まーちゃんを頼むぞ」


「わかりました。気をつけて行ってきてください。」

パパ・ママ何言ってんの?


子供の心配とかないわけ?


宏紀くんもすんなり返事


しちゃってさ〜。


「麻梨ちょっときて〜。」


ママのとこに行く。


耳元でこう言われた....。


「ちゃんと避妊しなさいょ。それだけは守ること。」


な....なに...何言ってんの!!!


やっぱり駄目だ。


皆して、頭おかしじゃないの??


「麻梨どうしたの??顔赤いよ。」


宏紀くんはニヤッとしながら


私の顔を覗く。