流夜の予想通り…


ドレス姿の香は大変だった


「おおー香ちゃん。青龍なんてかやめて俺ん所来な」


と仁が言えば


「香さん。仁でも翔でもいいから家に来なさい」


と虎白の頭まで…


(マジ潰すぞ)


「…流夜。頭に向かってそんな睨むな。」


と同じ顔した親父がニヤリと笑い言う


「ははは~流夜君。香は君にあげるから大丈夫だよ」


「お父様。ここでそんな大きな声で言わなくても…」


真っ赤な顔の香


小声で
(今夜…香をちょいだい)



「!!」



「クスッ。よろしくね 香」