卒業式が終わり
すぐ流夜の家に行く

家には流夜の家族、香の両親が待っていた


「「おかえり」」


「香。着替えるから早くこちらに」



香と流夜は別々の部屋で着替える




流夜は髪をワックスで上げて黒のスーツ

青い瞳が引き立って両親も驚くほど似合っていた



数十分後


部屋から香と母親が出てきた



「!!!!」


黒髪を結い上げ

肩から流れるように花と蝶の刺繍が入った藍色の着物を着た 香が出てきた



その美しさにそこに居た者は息を呑んだ


「…リュウ…変…かな?」


「マジ家に閉じ込めて置きたくなった」

「えっ…」


「…香。美しすぎるんだ。俺の側離れんなよ」


「クスクス。流夜は今日は香のボディーガードになりそうだな」


「独占欲強すぎると香ちゃんに嫌われるぞ」




それぞれの両親と
車に乗り込み会場に向かった