朝食の後


登校のため香の家に向かう


「「いってらっしゃい」」


親父たちが笑顔で見送ってくれた


香の家に着き支度している間、両親に話した


2人とも喜んでくれた


「香の事よろしく頼む」

と言われ流夜も


「こちらこそよろしくお願いします」

と頭を下げた





「香。ありがとな」


流夜は香の手をぎゅっと握りしめる



「ん?どうしたの」


「…あんな事言ったけど…ホントは俺が香に守って欲しい…そばにいてほしい」


「クスクス」
「じゃあ私が守ってあげるよ。
りゅうやくん」


「ちぇっ 俺は小学生か~」


「ははは~」


優しい風が吹き


もうすぐ3回目の季節が訪れる