流夜の唇は


香の白い首筋を這う

「んん…だ…だめ…あ…っ…リ…ュウ…」


「…ん…香…きれい…いい…匂い」


「!」

流夜は流されそうな気持ちを抑えて我に返る


「はぁ…ヤバい…」

「リュウ…?」

真っ赤な香を間近で優しく見つめる
青い瞳