「香。行くぞ」


「あ…ちょっと待って…」


流夜の袖を掴む


「ん?どうした?」

「あの人達…誰?」

「あー生徒会の2人」


「…なんか…怖い」


流夜はめったに見せない微笑みで香を見つめ


「香。大丈夫だ。自信を持て」


「……わかった。でも側にいて」


「了解」